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ランディングページ(LP)費用対効果の高いリニューアル方法とは

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Web広告では、ランディングページがすべてと言っても過言ではありません。

ランディングページはWeb集客に特化しており、訪問したユーザーが自社の商品やサービスに興味を持ち、購入やお問い合わせなどのアクションを誘導します。

「ランディングページから集客が見込めない」

「売上につながらない」

このような悩みを抱えている企業も多いのではないでしょうか。

ランディングページを1度制作していても、数値などをヒートマップと呼ばれるツールを使って可視化し、数字などを見ながらランディングページをリニューアルしていく事が大切になってきます。

効果的なランディングページを制作することで、コンバージョンレート(CVR)を現在の2倍以上に増やすことも可能です。

今回は、費用対効果の高いランディングページのリニューアル方法について紹介します。広告運用をしている企業や、顧客獲得数を増やしたい企業はぜひ参考にしてください。

費用対効果の高いLPリニューアル6選

ランディングページ(LP)リニューアルの必要性を理解している企業も多いので、特に費用対効果の高いLPリニューアルに絞ってポイントを解説します。高額なLPリニューアルではなく、1万円から10万円くらいの範囲で比較的コストを抑えながら実装できるリニューアル方法です。

ファーストビューにフォームを設置

ファーストビューと呼ばれる、LPの最初に表示される画面にフォームを設置するリニューアル方法です。ファーストビューにフォームを設置する場合は、入力項目を少なくすることがポイントです。通常のフォームでも入力項目が少ない方がいいですが、ファーストビューではさらに減らす必要があります。

例えば、メールアドレスのみや名前とメールアドレスだけなど、極端に絞り込む必要があります。まずユーザーはファーストビューしか表示していないため、LP全体を読んでいません。ユーザーが得ている情報が少ない段階では、商品やサービスに対する信頼度が低い状態と言えます。信頼度が低い状態で「名前」「ふりがな」「メールアドレス」「電話番号」「住所」など、たくさんの入力項目があると、入力している間に不安な気持ちや面倒な気持ちが高まり、離脱するユーザーが増えてしまう可能性があります。

そのため、ファーストビューにフォームを設置する場合には、できるだけ入力項目を削ることをおすすめします。

入力項目が少なくても有効なLPは、メルマガ登録・資料請求・ホワイトペーパー請求・相見積もりです。

メルマガ登録のみの場合、メルマガだけでユーザーのモチベーションを高めていき、最終的に商品やサービスを購入してもらう手法です。メルマガに限っては、メルマガでユーザーを育てていくので、メールアドレスだけの入力項目だけに絞ることも可能です。

資料請求やホワイトペーパー請求も同様です。まずは資料を見てもらいユーザーのモチベーションを上げていく手法になるので、名前とメールアドレスだけなど、追加しても電話番号くらいに留めることが最適です。そのため、ファーストビューにフォームを設置する場合は、最大で3項目くらいまで絞りフォームを設置しましょう。

ファーストビューにフォームを設置する場合の実装費用の相場

ファーストビューにフォームを設置する場合の実装費用の相場は、約5万円〜10万円程度です。ファースト自体のデザインを作りなおす必要があり、フォームという高度な技術力が必要な作業を行うことも踏まえた相場です。フォームはバリエーションが必要になる場合や、入力項目の格納場所など細かい操作が必要です。

相場費用に、約5万円〜10万円と幅があるのは、発注の仕方によって費用に変動が出る可能性があるためです。

直接エンジニアやデザイナーなどに発注することで、比較的コストを抑えて発注できます。しかし、エンジニアやデザイナーの技術力やスキルを見極めなくては、満足のいく品質は期待できません。技術力やスキルを見極めるのは容易ではないため、ディレクターやWebコンサルタントをあいだに入れて発注する方法もあります。この場合、品質の担保をしやすいメリットはありますが、コストが上がってしまうため相場費用に幅が出ています。

追随ボタンを設置

スマートフォンでLPを見た時に、画面下部にお問い合わせボタンがあるのを見たことがある人も多いのではないでしょうか。追随ボタンを設置するメリットは、ユーザーが問い合わせや予約、資料請求などをユーザー自身のタイミングでアクションを起こしやすいことが挙げられます。

LPの中にボタンを設置しているだけだと、ユーザーが問い合わせをしたいと思っても、お問い合わせボタンにたどり着くまで問い合わせができないといった状況ができてしまいます。特にスマートフォンの場合は、ユーザーの離脱を無くすためにも、追随ボタンは必ず設置することをおすすめします。

追随ボタンを設置するだけでも良いですが、一緒にキャンペーンなどの掲載も一緒に表示するとより効果的なLPが出来上がります。例えば、スマートフォンの一番下にバナーみたいに追随ボタンを設置します。左にはキャンペーン内容「今だけ5,000円引きや10,000円キャッシュバック」などの文言を表示し、右には「LINEで無料相談」などの文言を表示します。こうすることで、ユーザーの好きなタイミングで問い合わせが出来るだけでなく、今しかやっていないキャンペーンの訴求をし続けられます。ユーザーにとっては問い合わせをしようと思ったタイミングでキャンペーンがあることに気付き、より問い合わせにつなげやすくなります。

追随ボタンを設置する場合の実装費用の相場

追随ボタンを設置する場合の実装費用は、約1万円〜5万円程度です。

内訳はバナーのデザイン制作とボタンをずっと表示させる設定の2つです。フォームを使うわけではないので、ファーストビューよりも安価で実装が可能です。

LINE・電話ボタンの設置

一般的なLPではフォームのボタンや、お問い合わせはこちらなどのボタンを押してフォームに飛ぶだけのLPが多く存在します。業種によって効果の出方は変わりますが、近年の市場のニーズにあわせて、LINEや電話などのボタンを設置してもいいかもしれません。

LINEは若い世代に相性が良く、電話は年配者に相性が良くなります。ターゲットの年代に合った配置を意識することで、CVをあげることが可能です。

LINEや電話ボタンを設置する場合は、それぞれの目的や優先を意識することが大切です。LINEも電話もフォームも全て「お問い合わせはこちら」と同じテキスト内容や目的の場合、ユーザーがどこから問い合わせすればいいのか分からず混乱してしまう原因にもなりかねません。例えば、LINEは無料相談、フォームはお問い合わせ、電話は当日予約のようにボタンごとに目的を持たせることが大切です。

また、ボタンを3つ設置するのであればボタンごとに優先度も必要になってきます。LP本文の中でボタンが1つしかない場合、押すところが1つしかないのでユーザーが問い合わせをしやすくなります。しかし、ボタンが3つの場合は適したボタンはどこなのかユーザーが混乱してしまう可能性も秘めているので、優先度を決めどこに一番問い合わせをさせたいのか明確にする必要があります。

設置の仕方については「LPのファーストビューの上部でロゴなどを表示させる場所にだけ3つ並んで設置する」「追随ボタンは3つ並べてテキストを分けて設置する」「LPの本文内はフォームに飛ばすボタンだけにする」など優先度をつけることで、ユーザーに適したアクションに導くことが可能です。

LINE・電話ボタンを設置する場合の実装費用の相場

LINE・電話ボタンを設置する場合の実装費用は、約1万円〜5万円程度です。

ボタンのデザイン作成、または既にLPの本文内にボタンを設置する部分がある場合は既存のデザインを変えることが必要になり、デザインリニューアルとコーティングの基本的な内訳が必要です。

プレースホルダーの設置

プレースホルダーとは、フォームの入力欄の中にあらかじめユーザーに分かりやすいテキスト例を表示する設定を指します。例えば、入力欄の中に「山田太郎」「ヤマダタロウ」「012-345-6789」など仮の名前や電話番号が薄い文字で入っているのを見た人もいるのではないでしょうか。この薄い文字部分が、プレースホルダーと呼ばれるものです。

プレースホルダーのメリットは、単純に何を入力すべきかが分かりやすいことが挙げられます。それ以上に有効なのは、真っ白な所に入力するのと比較し、あらかじめ入力してあることによってユーザーが新しく入力する心理的ハードルが下がり、フォームに入力しやすくなるといった点が挙げられます。そのため、入力ミスをなくす意味合いでも使われる事が多いプレースホルダーですが、心理的ハードルを下げてお問い合わせの数を増やしたい目的で使われる場合も多いです。

プレースホルダーを設置する場合の実装費用の相場

プレースホルダーを設置する場合の実装費用は約1万円〜2万円程度です。上述のリニューアル方法では、デザイン作成やコーディングの技術が必要でしたが、プレースホルダーに関してはコーディング技術のみで大部分が対応できるため、比較的安価で実装が可能です。

リアルタイムバリデーションの設置

リアルタイムバリデーションとは、入力をした際にリアルタイムでミスを発見し、入力の制限やアラートを鳴らす設定です。

決済やクレジットカードの入力とかでよくある全部の入力項目を埋め、送信ボタンを押した後に「入力が間違っています」とアラートが出てうんざりした経験がある人もいるのではないでしょうか。送信ボタンを押した後に再度入力しなおすのは、ユーザーのやる気を削いでしまう要因の1つにもなりかねません。特に、送信ボタンを押した後に入力した内容が全て消えてしまい、もう一度最初から入力をし直すパターンは最悪です。ユーザーが問い合わせを止めてしまう原因にもなり、せっかくの機会を逃してしまう可能性もあることに注意しなくてはいけません。

リアルタイムバリデーションでは、メールアドレスの入力欄に「山田太郎」と入力し、次の入力欄に電話番号を入力した場合、ユーザーが次の電話番号の入力欄に移動した時点で、入力が間違っていると知らせてくれます。

ユーザーの離脱率を下げるためにも、実装をおすすめします。

リアルタイムバリデーションを設置する場合の実装費用の相場

リアルタイムバリデーションを設置する場合の実装費用は、約5万円〜10万円程度です。

バリデーションを実装できる技術力や、リアルタイムで表示する技術力が必要になってきます。ファーストビューのフォーム同様にフォームに関わる部分なので、ディレクターやWebコンサルタントを間に入れ品質を担保した状態で実装することがおすすめです。

オートコンプリートの設置

オートコンプリートは、入力補助機能です。

名前の入力欄をタップし文字を入力しようとしたら、自分の名前が表示されたことがある人もいるのではないでしょうか。オートコンプリート機能では、フォームの入力履歴から「名前」「電話番号」「住所」などを予測し、入力項目が自動で入力されます。オートコンプリート機能は、あらかじめオートコンプリート機能を使うようにフォーム上に設定しておく必要があります。ユーザーにとって便利な機能であるため、実装することをおすすめします。

オートコンプリートを設置する場合の実装費用の相場

オートコンプリートを設置する場合の実装費用は、約1万円〜5万円程度です。オートコンプリート機能は難しそうな機能に見えますが、比較的安価に実装が可能です。

まとめ

今回は、費用対効果の高いLPリニューアルについて紹介しました。

以前に制作したLPが見劣りするようになってきた、成果があがらないと感じたら、LPリニューアルを検討するタイミングかもしれません。使いにくいLPでは、ユーザーの離脱を促し、効果的な成果を見込めません。

効果的なLPを制作するためには、幅広い知識や技術力が必要です。納品後に後悔しないためにも、信頼できるWeb制作会社に発注しましょう。

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